レッシュ理論

「正しく立つ」ことが理想のスイングに近づく

スイングをより良くしようとすると、「どのようにクラブを上げるべきか」「どのように振りぬいていくか」など、いろいろな体やクラブの動きに目が行きます。ですが、目指したいスイングがあったとしても、その動きを直接獲得しようとするのではなく、構えやグリップなど最初の段階から見ていき、結果的にその目指す動きになるように持っていく、という流れを目指しましょう。

「正しく立つ」とは

理にかなった正しいゴルフスイングをするためには、正しいアドレス(構え)が必要です。そして、正しくアドレスするためには、正しく立てなければいけません。正しく立ち、そこからゴルフの構えをとることが、正しいアドレスへつながります。

  • 土踏まずの上に頭部が乗っている
  • 肩甲骨垂直
  • 仙骨垂直

などが、「正しく立つ」のポイントに挙げられます。ゴルフは「どうスイングするか」に最も目が行きますが、その前に「どう立つか」に着目する必要があります。立つことやアドレスを軽視しては、理想のスイングを獲得することはできないでしょう。

土踏まず

土踏まずの意識を高めることで、正しく立ち、バランスが良いアドレスをとりやすくなります。レッシュ理論・4スタンス理論では、土踏まず内のどこに重心位置があるか、を分けて考えていますが、意識的に各タイプの重心位置で立とうとする必要はありません。

正しく立てていれば、“結果的に”個々のタイプが示す重心位置になるのです。

土踏まず

土踏まず

ゴルフのアドレスへ

土踏まずでバランスをとっている状態を保った上で、股関節から前傾してゴルフのアドレスをとります。土踏まずでバランスをとれてはいるものの、極端に背中を丸めたり、膝だけを曲げてアドレスになっていないか、確認しましょう。

いきなりボールの位置にクラブヘッドの位置を合わせにいかない方が良いでしょう。まず土踏まず意識でアドレスして、その後にクラブヘッドの位置がボールの位置に合うように、足踏みしながら足の位置を調整しましょう。

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