レッシュ理論

良い構えとは 綺麗に見える構えがベストだとは限らない

良いスイングのためには良い構えは重要です。さらに、良い構えをとるためには、正しい立位姿勢について探っていく必要があります。以前投稿した以下の記事を読んでいない方はご一読ください。

今回は、良いアドレス、良い立位姿勢についてもう少し踏み込んだ部分について解説します。

良い構えと綺麗な構え

“良い構え”と“綺麗な構え”は似て非なるものです。はたから見れば綺麗な構えでも、その人にとっては良くない場合があります。逆に、自分のスイングを撮影し、構えを見た時に「綺麗でない。良くない」と感じても、実は良い構えである場合があります。

良い構えとは、表面にあらわれない体の中(骨格)のレベルでバランスがとれている構えのことを言います。良い構えであれは、スムーズにスイングを始動しやすくなります。また、体幹と末端が連動したスイングになりやすくなります。

次の画像のようなピシッとした綺麗な構えが良いと感じるのではないでしょうか。

フランクフルト平面 アドレス

綺麗に見える構え

そして、次のような構えは上の画像の構えに比べると、綺麗でないため良くないと感じるのではないでしょうか。

フランクフルト平面 アドレス

上に比べると綺麗に見えない構え

その通りに、上の画像のような構えが良い人もいます。一方で、逆に、下の画像の構えの方が良い人もいます。

一般的に、綺麗な構えは、有名なツアー選手のスイング(構え)がどうなっているか、によって定義付けられがちですが、それは万人共通で良いと言える構えではありません。

2パターンある頭の安定角度

良い構えのためには、正しい立位姿勢をとる必要がありますが、正しい立位姿勢を表す一つに“土踏まずの上に頭部が乗っている”というものが挙げられます。ただ、その時の“良い”とされる頭の角度は1パターンではありません。

立位姿勢をとった時、耳の穴と目の下を結ぶ線が水平になる状態が最も頭部が安定するタイプの人と、耳の穴と鼻の頭を結ぶ線が水平になる状態が最も頭部が安定するタイプの人がいます。

<耳の穴と目の下を結ぶ線が水平になる状態が最も頭部が安定するタイプ>

フランクフルト平面

立位姿勢時、耳の穴と目の下を結んだ線が水平

フランクフルト平面 アドレス

立位姿勢

 

<耳の穴と鼻の頭を結ぶ線が水平になる状態が最も頭部が安定するタイプ>

カンペル平面

立位姿勢時、耳の穴と鼻の頭を結んだ線が水平

カンペル平面 アドレス

立位姿勢

 

始めの方で挙げた2つの構え(画像)では、一般的に綺麗とされているピシッとした構えが、立位姿勢時、耳の穴と目の下を結ぶ線が水平になっている状態です。もう1つの構えの方が、立位姿勢時、耳の頭と鼻の頭を結ぶ線が水平になっている状態です。

アゴは引く?

アゴを引いて立つと、耳の穴と目の下を結ぶ線が水平になり、一般的には綺麗な感じになりますが、必ずしもそのアゴを引いた構えが誰にとってもベストな構えというわけではありません。より良い構えとは、より良い立位姿勢とは、を探りながら練習していきましょう。

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